阿吽の呼吸
こんばんは、くにまつ(@kun1_1111)です!お正月なので縁起に良さそうな記事を書いてきます!
阿吽の呼吸
阿吽の呼吸といえば、ご存知、息ぴったりの様子のことで、言葉にするまでもなくまさにやってほしいことが伝わっている四字熟語にするなら【以心伝心】が最も近いかな。
阿吽はどこから?
阿吽という単語はどこから現れたのでしょう?
答えは、狛犬(※)や金剛力士像が二つ並んでますが口元が大きく違いますよね。
右側を担当しているのが
獅子【阿行】(アギョウ)
金剛力士像だと【阿形】(あけい)
左側を担当しているのが
狛犬【吽行】(ウンギョウ)
金剛力士像だと【吽形】(うんけい)
です。そう。しれっと狛犬(※)二匹ではなく、獅子と書きましたが、実は左側は狛犬ではなく獅子でした。そして獅子と狛犬のセットになります。
なんとなく察された方が多くいらっしゃると思いますが、今は左側から、当時は右側から書いてたので右側が「あ」左側が「ん」とあいうえおでおなじみの五十音図!英語でかっこよくいうなら【AtoZ】が阿吽になりますね。
阿吽に意味は?
やはり続いて気になるのは【意味】ですね。
「阿(あ)」の音を発するとき口を大きく開いて「吽(ん)」の音を発する時口をしっかり閉じますね。また、古代インドのサンスクリッド後12字母では、「あ」を始まりとして「ん」を終わりとするため、物事の終始を意味する単語になります。ちょっと阿吽の呼吸という単語からは離れてしまいましたが、おそらく阿吽を終始という意味ではなく常に一緒にいる金剛力士像や、獅子と狛犬のペアの研ぎ澄まされた連携を意味しているのかなと思いますね。
狛犬たちって?
【獅子】【狛犬】や【金剛力士像】ですが、神様を悪霊から守る役目を果たすため主に神社に祀られます。獅子と狛犬の間に神社への入り口がありますが、彼、彼女らは当然人間は通すのを許してくれます。ただ、人の一生も阿吽のように「あ」と口を開けて泣きながら生まれ、最後に「ん」と口を閉じてその人生を終わらせる。生まれながらにして最後の「ん」の時まで刻一刻と時間がすぎていきますね。時間を大切にしていきましょう!
最後に!
もし、あなたが身に覚えのない疲れや肩が重い時に【獅子】と【狛犬】が守っている先にある本殿や拝殿に向かう途中ふと楽になる事があるとかないとか…。もし、感じたなら御祓をおすすめ致します。
